NANAと龍輝の「ふたりごと」

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緊急事態

この子達と会話が出来たら、どんなにいいだろう。




何度そう思ったことか。




ラッキーは、マイペース。




マックは、どちらかと言うと人に気を遣う。




何を考えているのか、何を求めているのか、

「多分、そうじゃないかな?」

と思うことしか出来ないのが残念。




ちょっとした事でも、この子達にとっては命にかかわる事かもしれない。




普段はとっても元気なのに、時々

lucky カッ、ガッ

と咳をする事があった。




「ラッキーが、変な事してるよ?

喉つまりしたみたいな、咳みたいな。」




そう言えば、人間なら喉に詰まった魚の骨が取れなくて、

「カッ!ハッ!」としたくなる状態に似ている。




「病院に行った方がいいよ。」




診断は、風邪。




「良かった。

でも、寒かったのかなぁ。気をつけなきゃね。」

こんな感じで、ホットしたけど







その夜、




「お母さーん!ラッキーが変だよ!動かないよ!」




目は、こちらを向いてるが、体は動かない。

「ラッキー?!どうしたの!!体、動かせない?」

手も足も動かない。

ただ、目だけはこちらを向いて、何かを訴えてる。

今は、11時半。

病院は、やってない。




私は、動揺ピーク!

「どうしよう、死なないでよ。」

「とにかく病院だよ!」

駿輔に言われ、ハッと我に返り

「そうだね。開けてもらおう。」




「駿輔は、ラッキーを抱いて!」

「わかった!」

「マックは、留守番しててね。」




ピーピー鼻を鳴らし、何が何でも着いて行くと離れない。

「マック、お願い!今日だけ!」

悲しい目をしたマックを一人置いて車を走らせる。




風邪だって言ったのに!

大丈夫だって言ったのに!

もう、泣きそうだ。




なんとも言えない感情が湧き上がり、理性を失いそうになった。

もちろん、病院は別の所へ行った。




緊急用のチャイムを鳴らし、

日付が変わろうとしてるのに、先生は診てくれた。

始めて見るラッキーの心電図。

どうやら、心臓。

不整脈があるとのこと。

発作だった。

注射が終わった頃、尻尾を振りながら先生に

lucky 抱っこして

とせがむ程元気になってる。




「良かった!本当に良かった。

気付いてやれなくて、

ごめんね…。」




親一人、子一人、

駿輔は、中学生になったばかり。

この時ばかりは、すっかり頼ってた。

いつの間にか、頼りがいのあるお兄ちゃんだ。

自分ひとりだったらどうだったろう。

冷静になった頃、家に帰る車の中で、そう思った。




たった一度だけ、




生涯その一日だけ。




その後は、一度も倒れるような大事はなかった。




翌日から、何事もなかったかのように元気いっぱい。





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